どうも、shiraneです。
久しぶりに、LANケーブルを作成したら見事に内線の順番を忘れてました。
なので今回は、基本に立ち返りLANケーブル作成について書いてみます。
【作成に必要な物】
1.UTPケーブル
性能によりカテゴリ分けされてますので、必要な性能を満たしている物を選びましょう。
画像引用元 http://www2.elecom.co.jp/cable/lan/index.html#1
各カテゴリは下位互換性があるので、例えばカテゴリ6のケーブルを
カテゴリ5として使用する事も可能です。
2.RJ-45コネクタ
色々な種類が有るのでお好みのコネクタを探して見て下さい。
3.かしめ工具
ケーブとコネクタを圧着する専用工具です。
※「ケーブルカット」「皮むき」機能が付いてる物もあります。
4.テスター
作成したケーブルの結線に間違いが無いか確認する為の機械です。
【作成手順】
1.必要な長さにケーブルをカットし両端の被覆を2~3cm程むきます。
※ケーブルの被覆をむく際、内線を傷をつけないよう
注意して下さい。
2.内線の捻じれを整え並び替える。
下図のようにストレートケーブルは二通りの並び順があります。
また、両端をそれぞれA配線とB配線にしたものがクロスケーブルとなります。
画像引用元 http://lan-kouji.com/contents05/contents05-01.html
3.ケーブルをコネクタへ奥まで差し込み、かしめ工具でコネクタとケーブルを繋げる。
正しい例:
コネクタの奥まで内線が入っており
ケーブルとコネクタの接合部もしっかり
固定されています。
悪い例:
内線がちゃんと入っておらず、コネクタとの
接合部分もケーブル被覆を噛み込んでいません。
この状態ですと、ケーブルとコネクタの接合が
不完全なため、テスター確認でOKが出ても
使用中、何かのはずみでコネクタからケーブルが
抜けてしまう等トラブルの原因となってしまいます。
4.テスターでチェックし問題無ければOK。
結線に間違いがあっても見ただけでは、なかなか
気づかないので作成したケーブルは必ずテスター
で確認する事をお勧めします。
以上でLANケーブルの完成です。