LVMでVGを変更したら再起動後にKernel panicになった

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こんにちは。工藤です。

Linuxのバックアップやリストアに便利ツール「Mondorescue」を使用する事が良くあり、P2Vなどに重宝したりする事もあるのですが、バックアップは簡単だけど、リストアってホント面倒だよね。
「リストアなんて事が発生しませんように!」
って毎回祈ってバックアップ取ってますから。

で、今回もハマったポイントについて。(CentOS版)

バックアップしたマシンとリストアするマシンが異なる場合などに起こり得やすい。
HDDのサイズなんかが異なっていて、手動でLVMを作成し、そこへバックアップデータをリストアした時なんかに特に注意。
grubのdevice.map、grub.confとかfstabとかmtabとかは比較的ちゃんと書き直すのですが、いざ起動しようと思うと

Volume Group not found

Kernel Panic

ってなってヤな感じです。ホント、起動中にコケるのが一番嫌いです。やる気が削がれ「あーーーーー」ってなるから。

で、気を取り直して問題解決へ。
Linuxの起動プロセスを考えるに、どうやらinitrdというヤツがキモらしい。
ここを変更したLVMの内容に書き換えなくてはならない。

Rescue CDなんかで起動させて、いつもの

# chroot /mnt/sysimage

やって

# cd /boot
# mkinitrd initrd-2.6.18-308.13.1.el5.img 2.6.18-308.13.1.el5
など実施し、initrdを再作成する。(もしアレならgrub-installしなおしても可)
そして再起動!

NGポイントがここだったらこれで回復。ここ以外だったらそれはまた別のお話。

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