Live DVDといっても、ライブのDVDじゃありません。OSが内包されたDVDでDVDから起動することでOSが入っていないマシンでも操作できるというDVDのことです。
DVD以外にもCDやUSBから起動するものもあります。
※以下、wikipediaの記事
https://ja.wikipedia.org/wiki/Live_CD
Live DVDが何かというのが目的ではなく、あるLive DVDを使ってみましょうよという記事なんです。
さて、ファームウェアのアップデートというのは、色々と頭が痛いものです。ファームウェアのバージョンを確認し、適応するファームウェアを探し出し、ファームウェアをインストールする。そして、時には再起動を行わなければならない。慣れない人間には大変な作業です。
om-firmware-liveは、Dell製品のみですが、ファームウェアのアップデートをまとめてGUIで行えるという便利なツールです。
Dellが公式でサポートしてはいませんが、英語のdellのコミュニティーで公開されています。
http://linux.dell.com/files/openmanage-contributions/om-firmware-live/
Live DVDの作り方も簡単で、上記URLからisoファイルをダウンロードしDVDを作成するだけでLive DVDができます。
あとは、そのDVDを入れDVDから起動するだけです。日本語ではなく、英語のUIですが、難しくなく、OpenManageを使用するためのブラウザとファームウェアをアップデートするためのプログラムしか開きません。
ファームウェアをアップデートするプログラムでは、アップデートが必要なファームウェアには、チェックが付きますので確認したら「Update Firmware」をクリックします。
その次の画面でアップデートするファームウェアがリスト表示されますので、そしたら「Update Now」をクリックすればアップデートが始まります。あとは終わるのを待つだけです。
なお、OpenManageを使用するためのIDとパスワードは、下記になります。
ID: root
パスワード: linux
参考URL:
http://en.community.dell.com/techcenter/b/techcenter/archive/2011/08/17/centos-based-livedvd-to-update-firmware-on-dell-servers