サーバマシンのCPU交換

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毎日暑い日が続きますね。
夏バテぎみのshiraneです。

Dell PowerEdge 2950と言うサーバマシンのCPU交換作業をしたら
ハマってしまいました。

検証で使用する2台のPowerEdge 2950に元々入っているCPUが
2コア2枚と能力不足だったので4コア2枚へ入れ替える作業だったのですが・・・・

【交換前】
Intel® Xeon® Processor 5160(2コア)2枚
                          
【交換後】
Intel® Xeon® Processor X5355(4コア)2枚

作業前に、CPUソケットの規格やPowerEdge 2950のサポートしているCPUを確認。
今回入れる、4コアCPUはBIOSのアップデートが必要ですが、PowerEdge 2950で
サポートされているとの事です。
DellのPowerEdge2950ドライバ詳細ページ

早速、2台のBIOSアップデートを済ませて、CPUの交換を行います。
Aサーバ:何事も無く交換完了して、起動確認も問題なし。
Bサーバ:交換作業は無事完了して起動確認をしてみると・・・・
「CPUはサポートされていません」と言う旨のメッセージが表示され
BIOSは起動するがOSの起動が出来ない???????
BIOS設定画面を開いてCPUを見てみると、「Xeon® Processor X5355」2枚で
認識はされている様子・・・・

試しに何の問題も無かったAサーバとBサーバのCPUを入れ替えてみます。
Aサーバ:何の問題もなし。
Bサーバ:相変わらず、「CPUはサポートされていない」とメッセージが表示される。
結果としてCPU側の問題である可能性は低い事がわかりました。

調べているとこんな記事が・・・
001
参照元:http://ascii.jp/elem/000/000/356/356369/

2006年11月20日 以前、出荷分のPowerEdge 2950は
BIOSをアップデートしてもXeon® Processor 5300番台
をサポートしないと言う事だろうか・・・?

念の為、DELLのHPでサーバ2台をサービスタグで検索し出荷時期を確認してみました。
Aサーバ:2007年8月 出荷
Bサーバ:2006年9月 出荷

・・・・たまたま、使える在庫に2007年出荷のPowerEdge2950(Cサーバ)が有ったので
Bサーバと交換した所、CPU交換し起動確認も問題無く完了!?

原因が分からず、4時間ほど頭抱えましたが今回は良い勉強になりました・・・本当に。

サーバマシンのCPU交換をする機会なんて、そうそう無いとは思いますが、
やる時は事前に使用するハードウェアの情報収集を十分にやってから行いましょう。

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