こんちにはベッチです
今回はAnsibleをとりあえず体験してみよう!というのがテーマです。
Ansibleとは
- Pythonで記述された構成管理ツール
- ここ数年で人気がでてきている
- サーバ側はsshができてpython2.6以上が入っているという条件だけで使える優れもの
デブサミ2015でもGMOインターネットさんがAnsible使って開発環境構築の効率化していますなんて話してました。
このままいくと「Andibleかー。なんか便利そうだなー」なんて話で終わってしまうのでとりあえず体験してみましょう。
15分あれば十分な内容です。
15分でAnsible体験する手順
Mac環境前提で進めます。
1.まずはAnsibleをインストールして下さい。
brew install ansible
※事前にHomebrewはインストールしておいて下さい。(詳細は省きます)
2.Ansibleのインベントリファイルに対象サーバを登録します
※インベントリファイルとはansible用のhostsファイルだと思って下さい
インベントリファイルパスは以下となっているはずです。
/usr/local/etc/ansible/hosts
内容は以下のように1行追加して下さい。(example.jpはホスト名、192.168.11.100は対象のサーバのIPですので便宜変更して下さい)
example.jp ansible_ssh_host=192.168.11.100
3.pingを送信したらpongが返ってくる確認をしましょう
ansible example.jp -u [SSHユーザ名] -k -c paramiko -m ping
※ここでは「-c paramiko」は深く考えずにおまじないだと思って下さい。
成功すればjson形式で以下の内容が出力されます。
192.168.11.100 | success >> { "changed": false, "ping": "pong" }
4.もういっちょサーバ情報も一気に取得してみましょう
ansible example.jp -u [SSHユーザ名] -k -c paramiko -m setup
成功すれば対象サーバの情報がjson形式でズラッと出力されます。
ここまでくるとちょっと面白くなってきませんか?
実際にはPlaybookというファイルを作成してサーバの定義をしていくかたちになります。
参考までに自分なりのAndsibleの勉強方法は以下の通りです。
1.Kindleのこの本をとりあえずサラッと読む(サラッとが大事です。まずは大枠をつかんでください)
2.やりたい事を公式ドキュメントを確認しながら実際にやってみる
<公式ドキュメント>
http://docs.ansible.com
どうでしたか?
とりあえずAnsibleに限らず「なんかよさそうだなー」と思ったら実際にやってみて感覚をつかむ事が大事だと思います。