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Observiumをインストールしてみた~その2

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さて、Observiumのインストールの続きです。まあ、見事にはまってしまい解決まで時間が掛かってしまいました。問題となった部分は後で説明するとしてインストール手順を引き続き説明します。

前回は、SELinuxを無効にしたところまででした。既に、ディレクトリは、/opt/observiumになっていると思います。そのディレクトリ内にconfig.php.defaultというファイルがあるので、そのファイルをコピーして、同じディレクトリ内にconfig.phpというファイルを作ります。

cp config.php.default config.php

ファイルを作成したら、そのファイル(config.php)を編集します。

編集するのは、MySQLの情報、config.phpでは、下記のように記載されています。

// Database config ---  This MUST be configured
$config['db_host'] = 'localhost';
$config['db_user'] = 'USERNAME';
$config['db_pass'] = 'PASSWORD';
$config['db_name'] = 'observium';

MySQLに接続できるよう、host, user, passの情報を書き込みます。その後、fpingの情報を追記します。これは、fpingが/usr/sbin/にインストールされている場合のものです。

$config['fping'] = "/usr/sbin/fping";

これらが終わったら、下記を実行します。

php includes/update/update.php

多少のエラーは問題ないとのことです。(SQL revisionでのエラーが006まで)

次に、logとrrdのディレクトリを作成し、所有者を変更します。

mkdir logs
chown apache:apache logs
mkdir rrd
chown apache:apache rrd

そして、Observiumでのユーザを追加します。

./adduser.php 「ユーザ名」 「パスワード」 「レベル」

管理者権限を持たせる場合、レベルは10です。

下記で機器を追加します。

./add_device.php 「ホスト名」 「コミュニティ」 v2c

要はsnmpの情報を書き込めばOKです。

下記を行い、追加した機器の情報を取得します。

./discovery.php -h all
./poller.php -h all

/etc/cron.d/observiumというファイルを作成し、cronを設定します。ユーザ名が入っているため、/etc/crontabもしくは/etc/cron.d/でないとちゃんと動きません。

33  */6   * * *   root    /opt/observium/discovery.php -h all >> /dev/null 2>&1
*/5 *      * * *   root    /opt/observium/discovery.php -h new >> /dev/null 2>&1
*/5 *      * * *   root    /opt/observium/poller-wrapper.py 2 >> /dev/null 2>&1

 

さて、ここまでくれば、残すはhttpdの設定のみです。ここではまりました。Observiumのインストール手順には、稼働しているドメインがObserviumのみであれば、これでOKという形で設定が載せてあります。

<VirtualHost *:80>
DocumentRoot /opt/observium/html/
ServerName  observium.domain.com
CustomLog /opt/observium/logs/access_log combined
ErrorLog /opt/observium/logs/error_log
<Directory "/opt/observium/html/">
AllowOverride All
Options FollowSymLinks MultiViews
</Directory>
</VirtualHost>

しかし、うまくいきませんでした。アクセス権限が問題だったのですが、apacheの設定がバージョンによって異なっていたのではまりました。はい、apacheの2.4系が入っているサーバでインストールしていました。2.4系だとRequire all grantedが必要です。それ以前だとOrder Allow, Deny Allow from allの2文が必要になってきます。インストールに失敗したと思って何度も試してしまいました。テストだからといって、2.2系→2.4系に急に変えるもんじゃありませんね。


ovserviumをインストールしてみた

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Wordの変更履歴について書こうと思っていましたが、題名の通り、ovserviumという監視ソフトのインストールについて書きます。

どんな使い心地なのだろうという興味本位ですので実用性は薄いとは思いますのでご容赦ください。

さて、このインストールですが、アシストしてくれるOSは、UbuntuとDebianのみだそうです。RHELやCentOSはインストール手順が公開されていますが、「できなくても手助けできないよ」というスタンスなんです。勉強がてらCentOSでインストールしていきます。

まず、定番レポジトリの追加が必要になります。レポジトリの追加の手順はここでは省きます。
また注意としてel4やel5はサポートされていないらしいので、CentOS6以上を使用しましょう。

  • rpmforge
  • epel

次にyumでパッケージをインストールしていきます。提供されているコマンドラインが下記です。

yum install wget httpd php php-mysql php-gd php-posix php-mcrypt php-pear php-pear.noarch \
vixie-cron net-snmp net-snmp-utils fping mysql-server mysql MySQL-python rrdtool subversion \
jwhois ipmitool graphviz ImageMagick

たくさんのパッケージを一緒にインストールしてますね。パッケージを判断して一つづつインストールしても良いかもしれません。

ここまでがインストールの下準備です。次は、observiumのインストールディレクトリに移動してインストールを開始します。

cd /opt

次にソフトのダウンロード。

wget http://www.observium.org/observium-community-latest.tar.gz

解凍

tar zxvf observium-community-latest.tar.gz

これから設定です。そのために、まずフォルダの移動。

cd observium

MySQLを起動させたら、

service mysqld start

MySQLに入り、observiumのデータベースを作ります。(パスワードを設定している場合は、それに対応したやり方をしてください)

mysql -u root 
mysql> CREATE DATABASE observium DEFAULT CHARACTER SET utf8 COLLATE utf8_general_ci;
mysql> GRANT ALL PRIVILEGES ON observium.* TO 'observium'@'localhost'
   -> IDENTIFIED BY '「任意のパスワード」';

次に、SELinuxを無効化しますが、これも省略します。

今回はここまで。
スムーズに設定できれば良いなと思っていますが、問題がでてくるのはデフォルトなのであまり期待しないようにしています(苦笑)

ではまた。